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となりの芝生はいつも青するぎる

コンビニ。

お弁当を選ぶ僕。
僕のトナリ。携帯で話しながら、お弁当を選ぶ女性。

「ハンバーグ弁当、ないよ、どうする?」

聞こえてくる会話。


戸惑う。
どうすればいいのだろう。

だって、女性の目の前の弁当の棚にはハンバーグ弁当。


言いたい。
「目の前にありますよ」と。


少しハズカシイが、僕がちょっと勇気をだせば、
きっと電話の向こうの誰かも、
ハンバーグ弁当が食べられるのだから、
うれしいはず。

そんな時、頭をよぎる。

ん、マテヨ。
あんな目の前にある、ハンバーグ弁当に気がつかぬハズがない。

もしかしたら、ハンバーグ弁当が無い方が、
彼女にとって都合がよいのか?

例えば。
電話の向こうの誰かが、実はカラダの具合が悪いとする。
そのカラダにハンバーグ弁当は良くない、と
彼女が判断し、無いコトにしてるかもしれない。

もしくは。
電話の向こうの誰かと、少しケンカをしているとしたら。
ちょっとしたイジワルを実行している最中かもしれぬ。

いや。
カラダが悪い相手の為に、コンビニで弁当を買う可能性は低いし、
ケンカ中の相手に弁当を買っていくのも不自然だ。

というコトは、やはり、気がついてない?

やはり、言うべき。


ん、マテヨ。
相手は見ず知らずの女性だ。
いきなり、声をかけるのも、おかしいのか?
ナンパと思われるか?
だいたい、携帯の会話を勝手に聞いて気持ち悪い、
なんて言われてしまったら、悔しすぎるじゃないか。
そんな近くにいたら、聞きたくなくても、聞こえてくるんだ。
なんかイライラしてきたぞ。
そんなに聞かれたくないのなら、外で話せっ


まて。
ここで、勝手にイライラしても仕方ない。
まだ、相手に何も言われて無いし。


よし。
ここは、素直になろう。
僕は、彼女と、電話の向こうの誰かのシアワセを願い、
ハンバーグ弁当の場所を教えればよのだ。
そのあとどうするかは、彼女しだい。
彼女と電話の向こうの誰かが、シアワセになれば・・・。



・・・。
彼女と電話の向こうの誰かのシアワセは、
本当にハンバーグ弁当なのか?

もしかしたら、今日、ハンバーグ弁当を選ばないで、
違うお弁当を選らぶことで、何か、運命的な出会いが
あるかもしれないじゃないか。

ハンバーグ弁当以外の弁当のおいしさに気が付き、
料理の道にすすみ、将来有名な料理人になるかもしれない。

それとも、違う弁当を食べてみたはものの、
自分がどれほどハンバーグが大好きかというコトに気が付き、
将来立派なハンバーグ職人になるかもしれない。

彼女達の希望と夢を、僕のアサハカな行動で、今、摘み取ろうとしているのか?

だいたい、
「彼女と電話の向こうの誰かのシアワセの為」
なんてだいそれたコトを、僕なんかが、願えるハズがないのじゃないか?


偽善?
ヒトのシアワセってなんだ?
人生ってなんだ?
僕は必要とされてない?
僕なんて、いない方が良いのか?

いったい僕はどうすればよいのだ?



まて。
危ない。
あやうく、自分のすべての自信を失うトコロだった。
危うく何かの「魔」に引きずり込まれる寸前だ。


冷静になろう。
僕は今、コンビニにお弁当を買いにきたのだ。
人のハンバーグ弁当の心配よりも、自分のお弁当だ。

僕ごときが、人の幸せを考えるなんて、おこがましいコトはせず、
今の僕が欲する、最高のお弁当を選ぼう。
今の僕は、それがスベテじゃないか。


何かにふっきれ、自信を取り戻した僕は、
ココロの中で、
「僕は僕の道を行きます。あなたも、どうか、自分の道を歩んでください」
そう言いながら、彼女を見る。


いないよね。
とっくに。


お弁当選びは集中力。

よこち



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