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コンビニと1文字のブルース

24時ころ。

その日の僕は、体力を消耗。

コンビニの肉系の食で補充しよう。



店内をそれとなく散策してみたが、
たどり着いたのは、レジ付近の惣菜コーナー。
から揚げ、チキン、コロッケなどのある場所。


から揚げを買う事はすぐに決めたが、
もうひとつ、何か、肉を食いたい。

目の前の惣菜を見つめる。
「チキン」を選んで、鶏肉だらけになるのは、
いかがなものだろう。

とはいえ、コンビニで鶏肉以外をしっかり食べるのは、なかなか困難。

すこし目線をずらすと、ハムカツを発見。
商品名「厚切りハムカツ」(あつぎりはむかつ)だ。

しっかり豚とか牛とかは感じないが、
これなら、鶏肉も感じない。

よし、今日はこれなのだろう。


レジで注文しようとして、コトバを発しはじめると、
思っているよりも体力の消耗がすすみ、
自分が、ボーっとしてる事に気がつくが、
そのまま注文を開始。


「カラアゲをひとつ」

続ける。





「それと、アツガリハムカツをひとつ」





違和感。



二人いる店員が僕の目の前で固まっているから、
何か、おかしいコトが起きてるのは間違いない。




数秒の静かな時間が過ぎる。





ああ。
そうか。

僕が注文したかったのは、
「厚切りハムカツ」(アツギリ―ハムカツ)

僕が発声したのは「アツガリ―ハムカツ」

「暑がりハムカツ」とも、想像できる。



たかが、「ギ」と「ガ」の一文字を間違っただけではあるが、

その意味は、途方もなく交わらない。





ただただ、僕と店員3人は、その場に立ち尽くす。




その時、
はっとして、僕は後ろの気配をさぐる。

やはり。
いつもどおり、僕の頭の後ろの上の方から、アイツが見ている。



ハムカツが暑がってんなら、衣を脱がしてあげなよ。
でも、ハムカツが衣を脱いだら、ただのハムになるね。
それは困った問題だ。どうすんの、これ?



きっとアイツはそんなコトが言いたいのだろう。



くやしさのあまり、僕は精一杯の皮肉をアイツにぶつける。
おお、ブルース、そこからは、さぞかし、良い景色が見えるのだろう?



そんな皮肉などには、少しも気をとられずに、

今日もブルースは、僕を嘲笑う。





しばらくの沈黙のアト。

「厚切りハムカツですね」

「はい」



よこち


<写真、本文と関係なし>

歩きながら。
あとからみたら、
青と赤。
IMG_9093_mini.jpg

スキな空の広い場所からの標識
IMG_8026_mini.jpg



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