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トイレとドアとノックのブルース

少し前の日。

僕を含め、友達3人と移動中。

緊急事態。おしっこタンクが満タンになってしまった僕。

コンビニIN。

友達が運転する車。

駐車場に停めるのが完了する前に、車から飛び出し、トイレを目指す。



あ。

なぜ?

絶望。

男子トイレに誰か入っている。



ふと、トナリをみると、女子トイレは空いている。

迷わない。

ごめんなさい。緊急事態なのです。

なんて、考える余裕もなく、本能で、僕は女子トイレへ。



間に合う。

ふー、と一息。


だがしかし、ここからが簡単じゃない。

僕は、誰にも見られずに、女子トイレから出たい。



タイミング的には、トナリの男子トイレに入っているヒトが
出てきて、手をあらい、トイレ室から店内に戻った直後が、ベストだと思う。


僕は、いつでも女子トイレから出られる準備を完了させ、
トナリの男子トイレの気配を探る。


と、その時だ。
誰かが、トイレ室に入ってきたのだ!


浅はかだ。
なんて僕の考えは、浅はかで愚かだったのだろう。
こんな簡単なパターンが予測できなかったなんて。



そう。
僕がトイレから出る前に、女性がトイレ室にはってきて、
順番待ちをする可能性だって、十分にあるじゃないか。

このパターンは、完全に、アウトだ。
女性の前で、僕は女子トイレから出て行かなくてはならない。

女性があきらめて、トイレ室から出ていくのを待つという方法もあるが、
今の僕に、そんな時間はないのだ。


かるく、パニックに陥った僕の耳に、音が聞こえる。


「コンコン」


ドアをノックする音。

僕のドアではない。

トナリの男子トイレのドアをノックする音だ。



神様はまだ、僕を捨てていない。

トイレ室にいるのは、男性。

僕にとって、有利な可能性がいろいろでてくる。



その時だ。
男子トイレのドアをノックする音とともに、
声が聞こえる。


「コンコン」
「おしっこ漏れちゃうよー」


なんて事だ。
その声は、さっきまで、車にいっしょにいた、友達の声じゃないか。



状況を整理する。

おしっこタンクが満タンな僕は、
駐車場に停めるのが完了する前に、トイレに駆け込む。

そのあと、駐車場に停めるのが完了した友達が、
このトイレ室にきて、
危機一髪でトイレに駆け込んだ僕を、からかう為に、
僕が入っているであろう、男子トイレのドアをノックして、

「おしっこ漏れちゃうよー」と、ささやいているのだ。


友よ。
残念ながら、僕は女子トイレだ。

君がノックしたドアの向こうに誰がいるのかは、
僕もしらないのだ。



すると、また、音が聞こえる。

「コンコン」
「おしっこ漏れちゃうよー」



みずしらずのヒトに、
おしっこ漏れちゃうよーと、
二回も催促。



友よ。
すまぬ。

僕にはどうするコトもできぬのだ。

もはやそれは、君とみずしらぬ人の問題なのだから。




それから10秒くらいたって、
僕が女子トイレからでると、

ちょうど、見ず知らずの人と友人M君の対面の瞬間であり、

それは、伏目がちですれ違う彼らの姿。


まあ、そうなるだろう。



その時、ひさしぶりにアイツが、
トイレ室の天井裏のほうから
嘲笑うのが見える。



おいおい、今回はお前じゃなかったのだな、運がよかったな。
せいぜいトイレのドアをノックする時は、気を付けるコトだ。


OHブルース。
今回ばかりは、お前の言うとおりだ。

トイレのドアをノックするのは、簡単じゃないってことだな。


平日の昼間。
ブルースは、いつでも僕らをあわざらう。



よこち




20141115.jpg



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