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夏の法則

ちょっぴり前の夏の日。

とっても普通の、
いつものイエロー。


ご近所U氏と、そのオトモダチ I 君来店。

偶然だが、僕ら3人は同じ年齢。



その同じ年齢の僕ら3人はラムネを飲む。


夏だから。

その行動には、そんな理由すらなく、
ケダルイ夏の夕方の流れにのっただけだ。



僕は、フタリに問う。

落ち着いた声で、ゆっくりと。


「キミ達、ラムネの容器の、このクボミの意味を、知っているかい?

U氏はラムネのクビレに視線をうつし、ちょっと考える。


その表情から、僕はU氏の頭の中を推測する。


ああ、このクビレか。
知ってる、知ってる。
昔からあるよね。
たぶん、コドモの頃から。

えーと。
親指のサイズと、だいたい同じだし、
そう。もつトコロでしょ。ボーリングの玉みたい
なノリで。


U氏見ると、僕の推測はあたっているようだ。


ラムネのクビレに親指をつっこんだU氏はつぶやく。

「もつとこでしょ」



推測どおり。
U氏の発言は僕の推測のとおりである。



「は?持つトコですと?」

わざと、少し大きな声の僕。




「え?」

僕の声に、何かをさっしたのか、
不安感を前面にだした、弱き声のU氏。



勝負はついた。

スベテは、僕のコントロールの下で、決着がついたのだ。





「持つところ、って言ったよね、今。★」
「まあ、持てる、っていえば、持てるけど★」
「持ってればいいじゃん。これからも★」

一方的だ。
こうなれば、僕は一方的に攻め放題。

弱き者につよい、僕の性格のワルさが前面にでる。



答え。


ビー玉を引っかけるトコロ。

ラムネの飲み口は特殊な形。
そこに、ビー玉が降りてきてしまうと、
ほんとに、少しづつしか飲めず、とってもストレス。

が!しかし。
ここに、ビー玉をひっかけて飲むと、

なんてこどでしょう。
グビグビと、普通に飲めるのではないかっ!

斬新すぎる。
なんて、すてきなクビレなのだ。


「おおお。ほんとだ!」


さっきまでのハズカシサで弱っていたU氏は、
その斬新すぎるクビレを知ることで、ゲンキを取り戻す。

「でしょ、すごいでしょ」

「うん、すごい」


しばらくの間、僕らはクビレを賞賛しつづける。

そう。
僕は、U氏の喜びが、とてもよくワカルし、
頭の中も推測できたのだ。




なぜか?

その答えは簡単で、
数日前の僕をふりかえれば良いだけなのだ。

そう。
数日前、小学生の前でU氏とまったく同じ行動を
していたのは、僕だ。




小学生の数倍の時間を生きている僕ら。
なぜに、今。

U氏をオトシメたヨロコビは一瞬で、
そんな残念な同じ歳のオトコが、ここに2人も存在してしまったコトが、
僕らをやるせない感情でイッパイにする。



今まで僕らは、何をしてきたのだろう。



そんな
脱力感が満タンの僕らのうしろから、

聞こえてくるI君の声。




「あああっ!ほんとだっ!!」




3人かよ。


よこち


20100916r (0)

20100916r (1)


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