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石の上で3年は暮らせないし、チリは積もる前に、吹き飛びます。

ハンドルを握りしめる腕の向こう側に見える
サングラスと笑みのオトコ。
僕のしっている限りでは、シンプルすぎるオトコ。
ゆえに、たまに、ちょっと残念。

彼は、はたして何を笑んでいるのだろうか。




4、5年前だったと思う。

ショベルヘッドに乗る彼は、
同じ職場のショベルヘッドの友人と、建築系の会社をつくる。



3年前。
彼は僕に言う。


「アスパラガスをつくる事にしたんだ」




は?




アスパラガス。
そう。
ゆでたり、ベーコンまいて炒めたりで、とても、おいしい野菜だ。



詳しく話しを聞くと、
建築系の会社もそのまま継続し、アスパラガス部門の会社を別に開始するという。

もともと彼の実家は農業をしているので、無経験でもない。



それにしても。
突然アスパラって。




アスパラは、新規ではじめると、出荷するレベルになるには、2、3年かかるという。

「2、3年後、できたらもってくるよ」







本日。
数ヶ月ぶりにショベルヘッドで来店の彼。
ライトの修理。


ちょっと小話。



「それよりもサ」


と話題を変えた彼は、背中にしょった、変なビニールのキンチャク?みたいフクロ
から、さらにスーパーのフクロを取り出す。



「もってきたよ」




あ。
アスパラ。
そして、大量。


「今年で3年目。今年から出荷開始」


おおお。
そうか。
3年たったのか。


ここまでのストーリーを知っているといのもあるだろうけど、
そのアスパラは、僕が今まで見た、どのアスパラよりも、たくましく、緑を発している。



いろんな歴史からみれば、3年なんて、そんなに長い時間ではない。

それでも、3年。
日になおせば、約1000日。

けして、短くない。

1000日先の目標に、ただ、突き進む。
簡単じゃない。


突き進むのは簡単じゃないけど、
今、ここにアスパラがある理由は、簡単。


3年前に、はじめたからだ。


あたりまえだけど、3年まえに、はじめなければ、
今、彼は、僕らにアスパラを届けることができない。
3年前にはじめたから、今日、アスパラガスは、イエローに届いたのだ。



はじめれば、何かが起こる。

これは、どんな時代でも、どんな環境でも、いつでもどこでも、
ぜったいにかわらない事なのだ。


もちろん「継続」も必要だ。
ただ、始めなければ「継続」だってできない。


はじめれば、絶対に、何かが起こる。
何も起こらないコトは絶対にない。
はじめた時点で、すでに「はじめた」という事実が起きているだ。



どんなコトでも、はじめれば、絶対に何かが起こるのだ。


シンプルすぎるオトコの彼と、その友人がつくった、緑のアスパラガスは、
僕にそれを再確認させる。






「ホントはね、去年、出荷できたんだけどね、建築系の仕事がいそがしくて、
収穫しはぐっちゃったんだよね」



うっかり?



ハンドルを握りしめる腕の向こう側に見える
サングラスと笑みのオトコ。
僕のしっている限りでは、シンプルすぎるオトコ。
ゆえに、たまに、ちょっと残念。

彼は、はたして何を笑んでいるのだろうか。


よこち

20110403kg (0)
20110403kg (1)


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